慶應商学部に受かるための戦略、夏の過ごし方とは? 〜現役慶應生が語る最適解〜 

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慶應大学東門写真
慶應義塾東門にて筆者撮影
こんにちは!夏に入ると、プールの塩素の香りと、予備校の香りを思い出すyuzzyです。 今回は慶應商に現役合格したわたしが、慶應商を目指す受験生に向けて、受験戦略をお伝えしようと思います。このブログを最後まで、読むと、慶應商学部合格のための戦略がわかります。※受験戦略なので、勉強法を期待する学生さんはこのブログは役に立たないかもしれませんが、ご了承ください。ではどうぞ!

はじめに

こんにちは 夏になると、プールの塩素の香りと、予備校の香りを思い出すyuzzyです。 

今回は慶應商学部現役合格した僕が慶應商学部を目指す受験生に向けて、受験戦略をお伝えしようと思います。

※このブログを最後まで読むと、合格までの具体的な戦略がわかります。

ではどうぞ

慶応合格に絶対に必要なもの

慶商合格にもっとも必要なもの

それはズバリ英語です。

いやいや自分は地歴がすごくできるから、英語が苦手でも合格を勝ち取れると思っている生徒さんいらっしゃると思います。

しかし、結論からいうとそれは厳しいです。

理由は、2つあります。

1英語の配点が高い
2地歴の平均点が高く、英語の平均点が低い 

慶応商に必要な受験科目は三教科で、英語、地歴のうち一つ、数学か論文テストです。

また配点は英語:200点、地理歴史:100点、数学科論文テスト:100点となっています。

地歴の配点が地歴の2倍です。

SFCを除くと、英語の全体に占める割合が地歴に比べて2倍にもなるのは慶應の学部の中では、法学部と商学部だけです。

さらに、慶商の地歴の平均点は恐ろしく高く、河合塾の発表では、受験者全体の平均にもかかわらず、70点ほどになっています。

それに対して、英語の平均点は100点ぐらいになっています。(2021年度河合塾統計に基づく)

慶応商学部発表に基づく

地歴が完璧な学生は、他の学生に対して、30点差しかつけることができませんが、英語が完璧な学生は100点差もつけることができるのです!

もちろん平均点が低いということは、高い点数を取ることが難しいということを意味しているので、簡単には行きませんが、慶應は帰国子女や英語が大得意な人が受けることもあり、英語で差をつけ地歴を補うという人が多いと体感しています。僕は後者のパターンです。

それを踏まえた上で以下の英語編、地歴編、数学編を読み進めてください。

英語編

慶應商学部の英語の戦略は基礎を完璧にする事に限ります。

具体的には単語、熟語、動詞の活用を完璧にすることです。

私の体感では、慶応商学部の英語は 一つ一つの文章のレベルは高くないが分量が多いです。

さらに、熟語の意味さえ分かれば答えられる長文の穴埋め問題、短文の穴埋め問題、動詞を活用させて短文に穴埋めする問題などがあります。

穴埋め型の問題を解く速さが、長文にかけられる解答時間に大きく影響するので単語や熟語、動詞の活用等を完璧にして穴埋め問題を素早くこなす事が大事になります。

ただ先程言ったように長文の問題自体のレベルは高くないので、単語帳もレベルの高いものは必要なく、標準的なもので全く問題ありません。

以下が、自分が使っていた単語帳と熟語帳と穴埋め対策の問題集です。

英熟語ターゲット1000 5訂版 (大学JUKEN新書)

英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)

大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題1000【増補改訂版】篠田 重晃 桐原書店

地理歴史編

結論から申し上げますと、慶應商学部の合格戦略は地理を選択することだと思います。

地理を受験科目として勉強している高校生は少なく、あまり知られていませんが、慶應商学部の地理はとても簡単です。

センターレベルの知識があれば7割を越すことは対して難しくないと個人的には思っています。

さらにさらに地理は歴史系と異なり、現代のことを扱うので元々知っていたりして暗記事項が少ないです。 

植生やプレートテクトニクスの部分も理科系(地学基礎、生物基礎)とも被っています。

また地理という科目自体が暗記よりも、理解することし考える教科なので暗記が苦手な人は地理を選択するというのが最も賢い選択だと思います。

以下がおすすめのテキストです。

実力をつける地理100題(改訂第3版)Z会出版編集部Z会 2010-03-15

数学、論文テスト編

数学、論文テストの戦略は、数学を選択することだと思います。

理由は2つあります。

それは倍率と入学後の勉強のためです。

下図が河合塾が発表している慶應商学部の受験者数と、合格者のデータです。

これをみると、B方式(数学を使う学部)がなんと7.0倍でA方式が2.2倍となっています。

倍率だけでいってもA方式の方が入りやすいことがわかりますね。

また、私の体験として慶應商学部では入ってから数学を使う機会が多く、数学を入る前から勉強しておいた方が得であるということが挙げられます。

正直に言えば、数学方式受験者は、トップ国公立志望者も多く、難易度が高いですが慶應の経済学部のように文系国公立志望者と理系国公立志望者と戦う必要がない分、勝機があると考えています。

以下おすすめの参考書です。チャート式は神です。

チャート式基礎からの数学I+A

チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B

まとめ

このブログでは、慶応商学部に入るために適切な勉強戦略は英語をがむしゃらに強化し、地理と数学を

取ることです。さらに、各科目ごとのおすすめ参考書を上げました。どの参考書も僕が現役時代に使っ

ていたものなので、必ずや役に立つと信じてます。頑張ってください。

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