カリフォルニア大学について
学校の成り立ち
カリフォルニア大学(University of California Berkeley, UCB)は1868年にカリフォルニア州によって設立された州立大学です。
スタンフォードと並ぶ、シリコンバレーのイノベーションの発信地です。
日本の大学が霞むような巨大なキャンパスを持ち、あまりの大きさゆえに学生、教授は無料で使うことができるバスがキャンパスを周回しています。
カリフォルニア州にはカリフォルニア大学という名を関する大学が10個あり、バークレー校はそのうちの一角を担います。(アーバイン、サンフランシスコ、サンディエゴ、デイビスなど)
カリフォルニア大学の位置付けは、レベル感で行っても、カリフォルニアの面積(日本より少し大きいくらい)から言っても日本でいうところの旧帝大というイメージです。
カリフォルニア州立大学との違い
カリフォルニア州立大学(California State University)は実務教育を基本とする大学であるのに対し、カリフォルニア大学は大学研究と、大学院生の教育を中心としているという違いがあります。
カリフォルニアのコミュニティーカレッジを卒業した学生のトップ何割かは、このカリフォルニア州立大学かカリフォルニア大学系列のどれかに行きます。
大学ランキングについて
アジア人が大好きランキングです。
Forbes2022年の発表によれば、スタンフォードとの同率世界2位であることがわかります。
バークレーの教授が口を揃えていうことは、”We are #1 public school in the world!” つまり、直訳すれば、バークレーは世界一の公立大学だ!ということです。
世界中の大学で一位ではなく、世界の公立大学の中で一位だというところに若干の可愛さと謙虚さがありますね。
ただどの教授も学生も、世界一位のパブリックスクールであることを誇りに思っており、高いプライドを持って勉学に励んでいる様子が見て取れます。
Calとは
バークレーに来ると、時々Calと大きく書かれたフーディーやトレナーを着ている学生を見かけることがあります。
カリフォルニア州(California)の頭の文字三つをとって、Calと言っているいます。
しかし、カリフォルニア大学系列校がすべてこれを使うことができるわけではなく、カリフォルニア大学系列校10校のうち初めにできたバークレー校のみが使うことを許された名前なのだそうです。
是非、旅行、留学でカリフォルニア大学を訪れる予定がある人は、その誇りに満ちた特別なCalフーディーを買ってみてください。
落単のマンホール
カリフォルニア大学バークレー校には各所に写真のような(今探してます すみません)マンホールがあるのですが、これにはちょっとした神話があります。
このマンホールを踏むと単位を落としたり、留年をするというものです。
慶応の福沢諭吉像に落書きをすると退学になる、早稲田では大隈重信像に登ると退学になるという神話があるのに近いですね。
実際に、ほぼ全ての学生が、マンホールを避けて歩いています。
筆者は正確にはバークレーの生徒ではないので、思いっきり踏んでおきました。
単位を落としませんように…
治安について
バークレーの治安について、結論から申し上げますと、最悪に悪いです。
1つ目に、薬物中毒者がいるという点でしょう。
キャンパルからほど近い寮から、キャンパスまで歩いて通学すると、大抵マリファナの匂いがします。
こちらの人たちはマリファナのことをWeedと呼びます。
きっと草を焼いたような匂いがするからでしょう。
1日に一度は、その草を焼いたようなちょっと鼻にくる薬物の匂いがし、薬物中毒者が奇声をあげている様子を目にします。
近づかなければ、危害を加えてくるようなことはないものの、やはり奇声を上げながら歩いている人がいると恐怖を感じます。
カリフォルニアでは、マリファナは合法なので、非常に簡単に手に入ります。
パーティに参加すると、edible(みためはグミのような食べるマリファナ)いると、友達から普通に聞かれるほどです。
そのため、精神的に病んでしまった人などが薬物に簡単に手を染めやすく、中毒になり仕事を失い、またその生活の苦しさから逃れるためにマリファナに手を出しの繰り返しで、どんどんと中毒者になって行くのだと思います。
パーティに参加すると、edible(みためはグミのような食べるマリファナ)いるかと、普通に聞かれるほどです。
2つ目にホームレスが多いことです。
キャンパスから数ブロックいくと、People’s Parkという公園があります。
この公園はホームレスが屯しているスポットになっており、グーグルアースなどで確認してもらっても分かるように、テントが貼ってあるのが航空写真でも確認できます。
この近くでは、ホームレス同士の喧嘩が絶えず毎日と言っていいほど、暴行事件が起こっています。
この地域にはよる近づかないことをお勧めします。
おそらくPeople’s Parkから出てきたホームレスの喧嘩で銃を乱射する輩がおり、一人が死亡し、3人が怪我をするという事件も起こっています。
実際の記事です。
物価について
カリフォルニア大学周辺、シリコンバレーの物価は頭がおかしいほど高いです。
とくに高いのが水です。
日本では100円ほどで売っている500ml天然水が、こちらで買うと体感では最低でも2.0ドル(2022/10/19時点でおよそ、300円ほど)します。
Purified water(機械で濾過した水)は比較的安いですが、それでも日本の天然水よりはかなり高いです。
天然水は美容意識の高い人しか買わないために高価格商品になっているなど、他の要因も検討する必要は十分にありますが、この物価の高さは水だけに限りません。
たとえば、レストランで一食食べると、定価13ドルが普通で、さらにその上にチップや税金が載ってきます。
日本のように1000円あれば美味しいご飯にありつけるということは、まずありません。
この露店で出されていそうな安そうなベトナム料理ですら、15ドルほどした記憶です。
まとめ
今回のブログでは、大学の成り立ち、治安、物価など僕が書きたいことを一気に書いてしまいました。
他にもっと知りたいことがあれば、コメントで書いてもらえると大変助かります。
勉強やキャンパスの雰囲気などはまた別のブログに譲ります。
では!また別のブログで!
コメント